相続人に未成年者がいる場合の遺産分割協議書の書き方と特別代理人の申請方法&ワードダウンロード

遺産分割協議の作成&文例集
遺産分割協議に特別代理人必要な遺産分割協議書

相続人に未成年者がいる場合の遺産分割協議書の書き方と特別代理人の申立て方法

特別代理人が必要となる相続人に未成年者がいる場合の遺産分割協議書の書き方のポイントと特別代理人選任手続きと遺産分割協議書の書き方・文例

特別代理人選任の申立 の流れ| 未成年者がいる場合の家庭裁判所への手続

共同相続人に未成年者がいる場合の遺産分割協議の手続きの流れは下記の通りです。
法定相続人と相続財産を確定し、遺産分割協議(案)を作成し、特別代理人候補者を選定し、家庭裁判所への申立てを行い、受理された後に相続手続きが開始できます。

特別代理人選任申立 流れ
未成年者がいる場合の遺産分割の流れ
家庭裁判所への特別代理人の申立てから受理

相続人に未成年者がいる場合の遺産分割協議のポイント

未成年者がいる場合の遺産分割協議書の書き方
特別代理人選任の申立てを家庭裁判所へおこなう

共同相続人に未成年者がいる場合は遺産分割協議を行うときに下記のポイントを注意して作成しましょう。

➊未成年者(18歳未満)は法律行為ができないので遺産分割協議に参加することはできません。
➋通常は親権者が両親)が法定代理人となることができますが、その親権者も共同相続人である場合は利益相反することになるので、法定代理人になる事はできません。その場合は特別代理人の選任が必要となります。
特別代理人の選任は親権者が家庭裁判所に特別代理人選任申立書を提出をします。未成年者が複数いる場合はそれぞれ特別代理人の申立てが必要となります。
➍特別代理人の選任の申請には遺産分割協議(案)の提出が必要となり、申立てが受理された後は、遺産分割協議の内容は変更できません。
➎家庭裁判所で選任された特別代理人が分割協議に参加し、未成年者を代理して署名、捺印をします。
➎未成年者の遺産の分割割合は原則的には法定相続割合より下回る遺産分割は認められません。ただし遺産分割協議の内容に合理性があれば認められる場合もあります。

特別代理人選任の家庭裁判所への申立ての方法 

共同相続人に未成年者がいる場合の家庭裁判所への特別代理人選任の申立ての方法は下記の通りです。

特別代理人の申立人および申立て先

特別代理人の申立て人は未成年者の親権者が未成年者の住所地の家庭裁判所に申請を行います。

特別代理人は誰がなれるの?

遺産分割協議において特別代理人になれる人は未成年者と利害関係がない人であればだれでもなる事は可能で、特別な資格は必要とされません。
一般的には親族の叔父叔母、または友人などに頼むことが多いようですが、候補者が見つからない場合は弁護士、行政書士などの相続の専門家に依頼して、受理後は変更できない遺産分割についてもアドバイスを 受けるのも一つの方法です。
特別代理人選任の申立ての際に特別代理人候補者を同時に申請します。

特別代理人選任の申立てにかかる費用

特別代理人選任の申立てにかかる費用は未成年者1名に対して収入印紙800円分と連絡用通信費がかかります。

特別代理人選任の申立てに必要な書類

➊申立書
 特別代理人の申立書と書類の記載例は裁判所のホームページからダウンロードできます。 以下のサイトからダウンロードしてください。
 申立書
  👉裁判所HP参照:特別代理人の申立書PDFファイル

 申立記載例
  👉裁判所HP参照:特別代理人選任申立記載例PDFファイル
 
➋申立てに添付する書類

  • 未成年者の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 親権者又は未成年後見人の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 特別代理人候補者の住民票又は戸籍附票
  • 利益相反に関する資料(遺産分割協議書案)
特別代理人の申立てから受理されるまでの期間

特別代理人の申立てから受理されるまでの期間は申請の内容にもよりますが、1~2カ月程度と思われます。相続手続きは期限の定めはありませんが、相続税の申告期限は10カ月以内となっていますので、早めに申請しておく事が肝要です。

未成年者の特別代理人がいる遺産分割協議書の書き方・文例のワードファイルの無料ダウンロード

               遺産分割協議書
             (タイトルを明記する)
 被相続人   谷川純一郎
 本籍     東京都 渋谷区大渋谷1-1-1
 最後の住所  東京都 大田区太田1-1-1
 生年月日   昭和〇〇年〇月〇日
 死亡年月日 令和〇〇年〇月〇日日
被相続人の本籍、最後の住所、生年月日、死亡日などを明記する)

 谷川純一郎の死亡により開始した相続の共同相続人である谷川小百合、谷川太郎及び同人の特別代理人飯田次郎の全員で次の通り遺産分割の協議を行い、下記の通り分割し、取得する事に合意した。
 第1条
 相続人 谷川小百合は以下の財産を相続する。
  1.土地
    所在:  東京都大田区太田〇1丁目
    地番:  ○○番○○
    地目:  宅地
    地籍:  120平方メートル
   2.自宅
    所在:  東京都大田区太田〇〇1丁目
    家屋番号:○○番○○
    種類:  居宅
    構造:  木造瓦葺2階建
    床面積: 1階 805平方メートル
         2階 50平方メートル
(不動産は権利書などを参照し、地番、家屋番号等を明記する)
 第2条
 相続人 谷川太郎は以下の財産を相続する。
  1.銀行預金
    ①)○○銀行○○支店 定期預金 口座番号 123456
    ②)ゆうちょ銀行 通常貯金 記号123 番号34567
  2.株式  
    〇〇証券会社 〇〇支店 口座番号00-00000
      ① 〇〇商事株式会社の株式の全部
      ② 〇〇自動車株式会社の株式の全部
 第3条
 遺産分割協議書に記載なき資産及び後日判明した遺産については相続人谷川太郎がこれを
取得する。
 上記の協議を証するため、本協議書を2通作成して、それぞれに署名、押印し、各自1通保有
 するものとする。
                        
 令和〇〇年〇月〇日
 住所     東京都渋谷区渋谷○丁目○番○号
 生年月日   平成〇〇年〇月〇日
 相続人    谷川小百合  実印

 住所     東京都渋谷区渋谷○丁目○番○号
 生年月日   平成〇〇年〇月〇
 相続人    谷川太郎   
 住所     東京都品川区区上大崎○丁目○番○号
 谷川太郎の特別代理人 相川三郎   実印


未成年者の特別代理人がいる遺産分割協議書の書き方

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